どのような人が成年後見人に選ばれるの?

 

 

成年後見人に選ばれる人は、被後見人である本人に成り代わり契約問題や、その他の民法的な事柄を判断し実行することになるわけですから、本人との信頼関係はもちろん、人間として良識ある人であることは言うまでもありません。加えて、スムーズに事柄を処理するために、法律的な知識も持ち合わせていた方がより望ましいと言えます。このため、一般的には本人の配偶者や子供など、本人と血縁関係のある親族が推薦される場合が一番多く、次いで弁護士などの法的知識を持つ人が推薦される場合が多いです。

 

ただし、後見人は基本的に誰でもなれるものなのですが、不適格者として、未成

 

年、行方不明者、過去に裁判所から後見人を解任された者、本人と法的に敵対し

 

た実績のあるものとその直系の家族、そして破産者、という明らかに後見制度を全

 

うできないもしくは悪用する危険のある者は法的に除外されています。

 

また、法定後見人は家庭裁判所が推薦を受け審査し、任命される形となります

 

が、任意後見人は家庭裁判所に届けることで設定できますので、任意後見人は

 

本人が将来的に後見人が必要になった時のことを考え、財産問題や法律問題を

 

円滑に処理するために事前に弁護士を任命しておく形が多いです。

 

この場合でも、本人との信頼関係はもちろんですが、財産問題など血縁に関する

 

問題も処理しなければならない性格上、本人との血縁関係にない、問題を客観的

 

に判断できる第三者が望ましいです。