成年後見人はどのようなことをするの?

 

 

成年後見人という言葉を、見たり聞いたりしたことのある人は多いでしょう。

 

この成年後見人とは、たとえば認知症などで判断能力に難があるとされる高齢者や、知的障害のある人の保護制度で、本人の医療や福祉に関する利用契約を結んだり、預貯金や不動産などの動産や不動産の管理を行ったりします。

 
成年後見人の選任は、家庭裁判所で行われます。

 

選任されるとまず、本人の財産や収入を元に、医療費や税金などの支出を見積もり、今後の支出入計画を立てて、医療や福祉サービスの契約を結びます。また、選任からひと月以内に財産目録を作って、裁判所に提出します。その後は裁判所の監督のもと、本人の財産管理を行うのが主な仕事です。

 

この財産管理に不審な点がある時は、後見人を解任されることもあります。また場合によっては、民事または刑事責任を問われる場合もあります。

 

また、後見人の業務や資力などを考慮して、報酬が支払われることもあります。

 
通常は成年後見人は、家族や親族がなることが多いです。たとえば高齢で判断がつかない親の後見を、子供がするような場合です。しかし、親族でなり手がいない場合などは、弁護士や司法書士などの士業についている人々が、第三者後見人として代わりに後見を請け負うこともあります。